翻訳

The Girl Who Trod on the Loaf 3

「ご両親に会いに行った時、せめて1日はご両親と共に過ごしなさい、インガー。

 パンを1斤をあげるわ、ご両親と食べなさい。

 ご両親は貴方に会えたらとても喜ぶわ」

 そう先生に言われたので、インガーはお気に入りの服と、下ろしたての靴で来た。だから、汚れない様にスカートを持ち上げ細心の注意を払って歩いた。時々土が着きそうになるのが、彼女は忌々しかった。だというのに、インガーが小道に差し掛かった時、どうしても沼地を越えなければいけなくなった。しかもその沼地は広くてとてもぬかるんでいた。インガーはもらったパンをぬかるみに投げ入れ、それを足場に乾いた場所に渡ろうした。だが、片方の足をパンを乗せ、もう片方を持ち上げようとした時、彼女はパンと共に沈んだ、深く、深く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

The Girl Who Trod on the Loaf 2

 インガーの性格は成長すると共に、良くなるどころか一層悪くなった。しかし彼女は可愛らしく、さらに着飾れば本当に美しくなるだろうと思わせた。

 ある日、母親が彼女に言った。

「貴方の、その病的な性格の悪さを治しましょう!

 幼い貴方は、私のエプロンを踏み躙ることがあるけど、貴方が成長して私の心を踏み躙る時が来るのではと、それが私は恐ろしいわ」

 そして、その危惧は現実となった。

 インガーは田舎から出て、親切な親戚の世話になっていた。彼らは自分の子どもの様にインガーを可愛がり、おしゃれをさせた。そして彼女は、とても美しくなったが、さらに傲慢になってしまった。

 そうして一年が経った頃、彼女の先生が言った。

「リトル・インガー、貴方は一度ご両親に会いに行きなさい」

 その言葉の通り、インガーは両親に会いに行った。大人たちは彼女が丸くなったと喜んだが、その実両親に綺麗になった自分を見せびらかす為だった。だが彼女は見てしまった、複数の若い男女が話をしている池の岸辺で休んでる母親を。母親は森で集めた小枝を側に置いて、座っていた。インガーはぐるりと向きを変えた。彼女は立派に着飾った自分が、あんなボロを着て薪集めをする母を持っていることがとても恥ずかしくなった。インガーは引き返したことをまったく後悔しておらず、ただイライラしていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

The Girl Who Trod on the Loaf 1

 かの有名な、地面ではなくパンを踏んだ、性格の悪い少女の話を、貴方がたはおそらく知っているだろう。

 その少女は貧しく、虚栄心が高く、高圧的で怒りっぽいと皆が口を揃えて言った。

 少女、インガーはとても小さな子どもの様に、蝿を捕まえては飛べない様に翅を捥いだり、コフキコガネやフンコロガシを標本にして、ピンを刺したり抜いたりして遊んだ。哀れな虫たちは、ボロボロになってピンから落ちていった。

 インガーはそれらを見て、楽しんでいた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本気で節操無いですが

ふうさんが、英語の勉強の為に翻訳している物を、清書してネットで晒したいと思います

最初は、アンデルセン童話の「The Girl Who Trod on the Loaf」(邦題「パンを踏んだ娘」)です

| | コメント (0) | トラックバック (0)